私は話の中で「残便」という言葉をよく使います。
これは腸の中に出すべき便がまだ残っている状態のこと。
排便の後に爽快感があれば、残っていないと考えていいでしょう。
「宿便」という言葉がありますが、これは「どんな腸洗浄にも耐え残るもの」。
例えば腸内洗浄や下剤、便秘薬を使って出せるものなら、宿便ではありません。
ただ単に、出せるものがまだ残っているというだけ…つまり、残便だということになります。
食べた後、下っ腹が張ったり、前に出てきたりしていませんか？
食欲はあるのに、食べたらおなかが張るので、食べたくないなんて思っていませんか？
こんな状態が頻繁な方は、恐らく残便があります。
出し切れていないのに、そこにまた食べたものが入ってくれば、膨れますよね。
胃腸で大渋滞が起こっているようなものです。
腸活をして、スムーズに質のよい便を出せるからだになりましょう。
便が残っているということは、腸内環境もあまりよくない状態です。
ここから腸活を始めると、最初はガスの多さに悩んだりするかもしれません。
ですがこれは、腸内細菌がきっちりとするべき仕事をできるようになる過程。
腸内環境が少しずつ整っている証拠なのだと思って大丈夫です。
ベリラクトを使用するなら、毎日1包ずつではなく、半分から始めてみてもいいでしょう。
おなかの中の渋滞を解消するには、やはり腸活がいちばんなのです。
