便ができるまで…常識のウソ


お盆休み、皆様はいかがお過ごしでしたか?
福岡は連日、とてもとても暑かったです。
さあ、今日からまた通常営業に戻りましょう。

便秘サプリ広告でみられるイメージ画像、見たことがありますか?
笑顔つきウンチマークが一定間隔でベルトコンベアで運ばれてくる、回転寿司みたいなアレです。
実は違うんですね。
…もしかしたら胃腸科医師にもあまり正しく理解されてないかもしれないんです。
右脇腹を下から上に走る上行結腸、ここにはハウストラという深いヒダがあります。
どうしてこれが右脇腹にあって、左脇腹の下行結腸にはないか、説明ができなかったりします。

便ができるまで
粥状になった便の素。
これは右脇腹にある上行結腸で、蠕動運動によって上下にダイナミックにかき混ぜられます。
それは深いヒダがあるからこそできるワザ。
腸が水道管みたいにツルンとしていたらかき混ぜる、なんてできません。
だからこそ、食物繊維が少ない食事の人だと、かき混ぜようにもトロトロしすぎて難しい。
イキオイ腸管のコネクリマワシが激しくなるわけで、過剰なぜん動運動を起こさざるを得ない。
その結果として腸壁にかかりすぎた力が 憩室(けいしつ)というポケットを作るわけです。

だから右側の腸に憩室ができたらといって、左側の腸にもできる、なんてことは普通には起こりません。
そういう例はあるけど、便秘の放置例とかで起こることなんですね。
成功したビジネスマン、営業で外食ばかり、ストレスはたくさんあるけど根が明るい。
そういう人は、食物繊維が少ない食事をしてて便は緩め。
こういう方にはS状結腸憩室は起こりません。
「右側結腸の憩室はちゃんと治療しないと左側にも起こりますよ」
こうおっしゃった消化器外科の教授にも反論したことがあります。

医師を含め、まだまだ正しい理解がされていないことの1つです。

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