先日、たまたま見たテレビの内容が気になったので、少々、お話します。
納豆に卵を入れると、ビオチン吸収が妨げられるからダメ、という内容がありました。
その後で、卵を食べるとコレステロールが上がるのは間違い、とも言っていました。
ここに、ちょっと違和感を覚えたのです。
ビオチンを食事で摂ってからだに反映されるのは、腸内環境が整ったときのみ。
ビオチンだけが効くわけではありません。
その理由は、腸内細菌がビオチンを作るからです。
コレステロールについても、同じ理由。
肝臓が作るコレステロールが多いからこそ、卵でいくらコレステロールを食べても関係ないんです。
「食べたら悪い」というところが強調されているお題で、相反するような気がしました。
いちばん注目されるべき点は、腸内にどんな細菌がいるか、ではありません。
「あなた自身の腸内細菌」が何を作っているか?…ここを考えるべき。
だからこそ、外から入れる「善玉菌」の限界が言われているのです。
しかし商業的見地から、原材料費の安い「乳酸菌」や「ビフィズス菌」のサプリがもてはやされています。
私は「自前の腸内細菌」をアシストするバイオジェニクスがいちばん、だと思っています。
だから、それをメインにしたサプリメントである『ベリラクト』を作ったのです。