自分の中の「仲間」を増やそう


腸活を始めるきっかけになる出来事は、人それぞれ。
先日もこんな相談をいただきました。
「過敏性腸症候群と診断されたので、腸活を始めようと思うんです」
過敏性腸症候群と腸内環境

過敏性腸症候群(以下IBS)だと、腹痛や不快感、下痢、便秘が続きます。
従来、ストレスが原因、と言われてきました。
ですが近年、腸内細菌が大きく関与している可能性が高くなっている、という研究が主流です。

例えば、抗生物質、抗菌剤を摂取した後に腸炎を起こした場合。
腸炎は治った、けれどIBSになってしまった、というケースがあります。
これは抗生物質や抗菌剤が原因です。
自分のおなかの中に棲む腸内細菌の数と種類が、薬によって大きく減ってしまったから。
ストレスにしてもそう。腸内細菌がダメージを受けて、その数と種類が減ります。
そのため、腸粘膜から水分が漏れやすくなって下痢になります。
また、内臓知覚過敏によっておなかの痛みに敏感になる、というメカニズムが働きます。

最新の研究では、「IBSが改善すれば抑うつが改善する」ということも判明してきました。
最初に書いた「ストレスが原因でIBSになる」という文章とは真逆ですね。
脳腸相関といわれるように、腸と脳は深い相関関係にあることの証明ともなっています。

自分の持つ腸内細菌を育て、豊富に保つことが大切。
過敏性腸症候群にも、腸活が大きく影響を及ぼすことが想像できるのではないでしょうか。
いわば、腸内細菌はあなたの「仲間」。たくさん、いろんなジャンルの仲間がいた方がいいですよね。
ただ、無理はせず、少しずつ。
からだの声をしっかりと聞き、生活を整えながら、腸活にチャレンジしてください。

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