マスクをしている人が街中でも多くなってきました。
日々、患者さんと向き合うボクですが、マスクはしていません。
何故か。あまり意味がないからです。
こんな話、ご存知ですか?
マスクを顕微鏡で見たとき、息をするための穴が小さく空いています。
この穴をトンネルに例えたとき、インフルエンザウイルスはどのくらいの大きさでしょうか。
だいたい、蟻くらいなんです。簡単に通り抜けてしまえるんですね。
N95という医療用のマスクがあるのですが、これだと通らないでしょう。
マスクの性能は上がってきてはいるのですが、やはり予防策として完璧ではありません。
それよりも大切なのは、口を閉じて鼻から呼吸をすること!
これが実はとても強いバリアを作ってくれます。
「私は鼻呼吸をしている」と思っていても、できていない場合も多いんですよ。
唇が乾燥して、リップクリームが手放せなくなっていませんか?
これは口呼吸になっているサインです。覚えておいてください。
あいうべ体操などで、鼻呼吸を習慣づけましょう。
口は災いの元。
この諺は健康についても当てはまりますよ。気を付けて。