「心って、どこにあるの?」
小さなお子さんに尋ねられた経験はないでしょうか。
昔の日本人は、心はおなかにあると考えていたようです。
それを表しているのが、諺や慣用句。
『夏の腸活セミナー』のスライドではこの3つを載せてみました。
◆腹を立てる
◆背に腹は変えられぬ
◆腹が黒い
…他にも『腹』という文字が出てくるもの、たくさんありますよね。
いずれも、心が関係してくる表現だということに気づいていただけると思います。
日本人がいかに『腹』と関わってきたか、物の本質が本当は『腹』にあることがわかっていたか。
とてもよくわかるのではないでしょうか。
「腹の虫の居所が悪い」という表現がありますが、これなんてまさに腸内細菌のこと!
…時を経て、今は心というと『胸』になっています。
例えば、手でハートマークを作ってからだのどこかに置いてみてください。
たぶん皆さん、胸のところにマークを持ってくるでしょう。
おなかに持ってくる人はいないですよね。