ボクは診察の際、舌を診ます。字のとおり『舌診』といいます。
とても重要な手掛かりをたくさん、含んでいます。
おなかの症状で来院して、
なぜ、舌の状態を診るのか。
意外だと思われる方も
多いかもしれません。
しかしボクは、
舌も腸の通信簿だと考えます。
肌を見てわかるのと同様に、
舌はたくさんの情報を
教えてくれるのです。
例えば、どんな便が出ているか、
どんなものを食べているか、
不摂生をしていないか、
栄養は十分摂れているか。
舌診だけでも
こんな風にその人の生活が
見えてくるのです。
…8月のセミナーでも、
時間が許せばお話したいところですね。
肌や舌から得られる情報は、
薬に頼ることなく、病気になりにくい力を養う方法にも繋がっています。
言葉にしなくても、ちゃんとからだのあちこちに現れてくるんですよ。