「健康診断の結果で再検査って出たので…」
そういうきっかけで、大腸カメラを受ける方もたくさんいらっしゃいます。
「風邪っぽいのがずっと治らないんです」
「ひどい蕁麻疹がなかなか引かなくて」
「肌荒れがすごいんですけど、これ、なんでしょう?」
「最近、自分でもわかるくらい、ニオイがキツくて恥ずかしくて」
こんな『よくある症状』がずっと続く患者さんに、じゃあ試しに…と大腸カメラをすることも。
原因が大腸に潜んでいるのではないか、なんてことを考えるんです。
本来、便となって体外に出ていくべきもの残って悪影響を及ぼし、その結果かもしれないからです。
そして実際、大腸がんが見つかることもあります。
図式にすると、こんなイメージですね。
大腸がんの初期は自覚のないことが多いものです。
こんな風に早期発見できれば、内視鏡での処置で完治する例も。
「よかった!おめでとう!」と声をかけたくなることも、ボクの中では、あります。
…さすがに、がんが見つかって嬉しいと思う方はいないので、そこはぐっと我慢するのですが…。
上記の症状が全て大腸がんなわけでは、もちろん、ありません。
ただ、あまりに長く続いて不安でしたら、一度、大腸カメラの受診をお薦めします。
びくびくしながら毎日を過ごすのは、ストレスに繋がり、さらなる悪影響。
さっとカメラで検査して、原因がわかったらそれを治していきましょう。
そして、大腸カメラの準備でキレイになった状態は腸活スタートの大チャンス!
数日経つと腸内細菌は元の状態に戻ってしまいます。
それを防ぐためにも、ぜひ、直後に腸活を始めてください。
バランスの良い食事、適度な運動、質の良い睡眠。
プラス、ベリラクトで腸内環境整備を!