では、本題に入っていきましょう。
「この人だ!」と自分が思える医師をどのように探せばいいか、です。
まず、開口一番、「風邪なんですけど」「胃が悪いんですけど」などと、
自分が来た理由を言ってみましょう。
…当たり前に聞こえるでしょうか?
まあ、たいてい、
「今日はどうしました?」って、
尋ねられますもんね。
しかし、病名や悪い個所は、
診察して初めて出るはずです。
言い換えれば、
患者であるあなたが
先に決めることではないんですね。
あなたの発言を聞いて
医師はどんなリアクションを
したでしょうか?
1つ目のポイントは
そこに隠れていますよ!
ボクの思うベストは、
にっこり笑って「いつ頃からどんな具合なんでしょうか?」と聞き返す人!
だって、風邪だけかどうかは、わからないですから。
『風邪は万病のはじまり』という言葉、聞いたことあるでしょう?
正確には『万病は風邪の症状で始まる』と言うべきだから、
風邪薬をポンと出して、はいおしまい、の医師では重大な病気を見逃しちゃう。
対して、ボクの考えるワーストは、
「風邪引きました」と患者に言われれば風邪薬、
「胃が悪いんです」だったら胃薬、
そんな風に「じゃあクスリ出しときましょう」で診察終わり、となってしまう人。
というわけで、上手な医師選び、1つ目のチェックポイントは、
【いつ頃からどんな具合だったか、順序よく聞いてくれるか】、でした。
次の記事ではもう1つ、チェックポイントをご紹介しますよ。