汗の止めすぎにご注意を


TVを見ていると制汗剤のCMが多くなってきたように思います。
これから暑い季節ですので、洋服の汗染み、そしてからだのニオイ…汗が原因となりますよね。
防ぎたいのはよくわかるのですが、「汗をかく」ということはからだにとって重要なことですよ。
汗をかけるからだになろう

汗には大きく分けて2つの種類があります。
1つは、からだの熱を下げようとするタイプ。
暑い外でずっと作業をしていると、汗がしたたり落ちてきますね。
これは、体温を汗で下げようとしているのです。
もう1つは、もういらない水分を体外へ排出しようとするタイプ。
室温の高い部屋の中でじっとしているときに出る汗は、こちらです。
からだの中で自分の仕事を終えた水分は、外へ出ていかなければいけません。
尿や便としても出ていきますが、汗というかたちでも排出されます。
もう必要ないものを、いつまでも体内に滞ったままにはしておけないのです。
汗をかかない状態にしてしまうというのは、要らない水分の出口を塞いでしまうことと同じ!

制汗剤を絶対に使ってはいけないとは言いません。
ですが、「汗をかくこともからだにとっては必要」ということは、忘れずにいてください。
汗取りパッドを使ったり、こまめに着替えたり、シャワーを浴びたり。
制汗剤だけに頼らない汗対策をするよう、心がけてみませんか。

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