「風邪を引いていなくても、痰のキレが悪い」
そんなお悩みを抱えている方はいませんか?
恐らくそれは、痰ではありません。そして問題解決に必要なのは、呼吸法の修正です。
何かが喉にいつも引っかかっていて、気持ちが悪い状態なんですよね。
病院でもらった薬も、効いた感じはしていないのではないでしょうか。
でも、痰ではない…ではいったい、なんなのか。
唾液、そして咽頭や喉頭からの分泌液が濃縮されて、溜まったものです。
これが空気の通りを邪魔してしまうのです。
からだはそれを、咳の反射で吹き飛ばそうとします。そして出てくるのが、『痰』と思っているものです。
鼻からの呼吸、できていますか?
昼間はできていても、夜はどうでしょう? 対策をして寝ていますか?
口呼吸はこの『痰のようなもの』を作る、大きな原因の1つです。
あいうべ体操、そして寝るときのマウステープで、口呼吸にサヨナラしてください。
もしも本当に痰なら、形状などが違うはず。
痰が出てくるのは、咳をしたとき。塊のように咳と共に出てきます。
色は黄色、もしくは緑青のような感じです。
病院でウイルスが原因ではないと診断されると、抗生剤や抗菌剤が処方されることが多いですよ。
反対に言えば、出てくるタイミングや色がこうではないのに抗生剤を出すのは、おかしいということ。
「痰(本当は『痰のようなもの』)で悩んで病院に行ったら、抗生物質をもらった」
これは、必要ないのに抗生剤が出ているということになります。
医師に、本当に必要なのか、必要ならその理由はどんなものなのか、確認してみましょう。
要らないのに抗生剤を飲んで、腸内環境にダメージを与えるのはよろしくないですから。
鼻呼吸が身につけば、『痰のようなもの』に悩まなくて済みます。
薬より、生活改善で健康への道を歩きましょう。