今日は自分のからだをどれくらい知っているかの確認から、始めましょう。
あなたの「胃」はどの辺にあるか、わかりますか?
手を当ててみてください。
正解はこちら。腸活セミナーで実際に使用したスライドをご覧ください。
答え合わせ、いかがでしたか?
図を見ると、胃のあたりに、大腸の一部である横行結腸があるのがおわかりいただけると思います。
また、大腸がレントゲン写真の右上を通過しているのも見えます。
だいたい肋骨がある部分くらいまで、高く位置しているんですよ。
この写真は、教科書に載っているような大腸の形です。
実際の例だと、横行結腸がだらんと垂れ下がっている状態の方もいます。
大腸そのものがもっと複雑に曲がったりしていることも多数。
何が言いたいかというと、大腸は意外と広い範囲を占めているのだということです。
「どうも胃のあたりがおかしい気がする、胃薬を飲んだけど症状がよくならない」
もしかしたらそれは、胃ではなく、横行結腸がよろしくないのかもしれない可能性もあります。
1つ指針になるのが、食欲の有無。
胃が悪いはずなのに食欲はある場合、もし胃が原因でも深刻な病気ではないことが多いです。
調子が悪くて胃のあたりをさすったとき、今回の話を思い出していただけたら嬉しいです。