正しい『ワクチン有効率』の読み方


「インフルエンザワクチンの有効率は60%」
…こう聞いて、皆さんはどのような状況を思い浮かべるでしょうか?
「100人がワクチン接種を受けました。40人がインフルエンザにかかり、60人はかかりませんでした」
この解釈は、間違っています。

学校で、40人のクラスが2つあったとしましょう。
A組は全員、インフルエンザワクチンを接種しませんでした。
対してB組は全員、接種しました。
結果、A組は10名、B組では4名がインフルエンザにかかってしまいました。

A組でかかった10名から、B組の4名を引くと、6名がワクチンのおかげでかからなかったことに。
有効率は、『ワクチンのおかげでかからなかった6名』÷『かかった10名』で、60%。
これが、正しい解釈です。

新聞報道などでも、間違った解釈のまま、記事が書かれていたりすることがあります。
読む際にはこのあたりに気を付けてみてください。

インフルエンザの有効率

次世代腸活サプリメント「ベリラクト」の紹介・ご購入はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です