先日亡くなられた、料理記者の岸朝子さん。
料理の出来栄えを競う番組『料理の鉄人』の審査員で大活躍でしたね。
岸さんの口からこぼれる「美味しゅうございました」の言葉は、感謝の気持ちに溢れていました。
調理した方はもちろん、食材が調理場に届くまでに関わる全ての人々。
そんな存在への感謝が込められていたように思うのです。
食事を美味しいと思えることは人生を楽しむ上で大きなウエイトを占めています。
また、健康のサインも見え隠れ。
いつもは美味しいと思えていたものが、どうもそう感じられない…それは見逃せない合図かも。
よく聞くのは、今まで美味しく飲んでいたビールがまずくなった、というがん患者さんの声。
もしこんなことがあったら要注意。医者に相談しましょう。
嬉しい、楽しい、美味しい、気持ちいい…このようなプラスの感情はからだにも良いものです。
どんどんアクティブに活動して、プラスの気持ちを集めましょう。
必ず毎日摂る食事を美味しいと思うことは、そういう意味でも大切なんですね。
かといって、好きなものだけを食べるのはNGです。
いろいろなものをバランスよく食べ、栄養素を摂取してください。
特に腸活には発酵食品がおすすめ。納豆、みそ、ぬか漬け…手に入れやすいものもたくさんあります。
皆さん、忙しい日々をお送りでしょう。
ですが食事のときくらい、ゆったりとした心持ちでいてください。
そして、美味しいと感じることができるという事実を、どうぞ大事にしてくださいね。