腸活では悪者にされてしまう悪玉菌。
ですが腸内フローラにとっては重要な構成要因であることも確かなのです。
まず、食物繊維の分解に一役買ってくれています。
セルロースという植物細胞壁の主要構成成分を分解するのは悪玉菌。
その過程でビタミン合成も行ってくれます。
また、悪玉菌の一種である大腸菌は、O-157などの病原大腸菌を排除してくれます。
実は開発途上国では、O-157感染は存在しないんですよ。
強い大腸菌がいなくなってしまうと、弱い病原大腸菌(O-157)がはびこってしまうんです。
こういうわけで、免疫システム全体には悪玉菌も必要なんです。
ですが、いすぎるのはダメなのです。
日和見菌も悪玉菌に靡いてしまい、腸内環境が悪くなってしまいます。
なので善玉菌優勢の腸内環境になるよう、腸活が大事なんですよね。