加齢とともに増える心配として認知症のリスクが挙げられますが、
これについても、腸内細菌が関わるのではという予測もあります。
ボクのクリニックでも自費診療項目の1つとして、
認知症予防のためのMCIスクリーニング検査を始めることにしました。
認知症の中で最も多いアルツハイマー型の前段階であるリスクをはかる血液検査です。
物忘れが増えたことに不安を抱える方はもちろん、
ご両親やご家族の様子が最近少し変わったことから、
認知症を疑うときに検査してみることをお勧めします。
認知症の発症者の数は、70歳代で急激に増えることがわかっています。
ただ、発症の20年近く前から、認知症の主な原因物質は溜まり始めていきます。
そう考えると、50歳代に入ったら一度検査をしてみるのもいいかもしれません。
なんでもそうですが、病気は早い段階で見つけておき、対策したいものです。
…本当は、病気にならないようにするのが一番ですけども、ね。