今回も、先日のセミナーでの話を。
今井先生のテーマ【足指】は、自分の意思で動かせる筋肉の部分です。
対してボクのテーマ【腸】は、自分で動かせない筋肉。
消化管…特に大腸は、人間の意志では動かせません。
からだの中に別世界があるようなものなのです。
腸は『平滑筋』という
筋肉で作られています。
この筋肉は、
自分では動かせないんです。
脳と腸はお互いに影響
し合ってはいますが、
腸は独自の動きをしています。
おまけに、腸の主役は
自分ではなく『腸内細菌』。
種類は1000種、
数にして1000兆とも言われます。
まだまだ研究途中で、
謎の部分が多い分野なので、
実際にはもっと多彩かも。
そんな中で人間は、
マンションのオーナー的存在。
とんでもない住民が入ってくると、マンション全体が大変なことになるのと似ています。
自分自身でどうしようもない部分を、自分でなんとかしていかなければ…というわけです。
その『なんとかする』の手段が、食べ物。
食事やサプリメントでどうにかコントロールが必要です。
どちらも上手に正しく使いこなして、
今かかっている病気を治し、また、病気にならないからだに近づきましょうね。