患者様から冗談半分で、親しげに言われることがあります。
「先生とはあまり顔を合わさん方がいいねえ」と
そんなときはにっこり笑って、こうお答えすることにしています。
「ま、そう言わんと、元気な顔も見せてくださいよ」
これはホンネです。
お元気なときの姿・声・動作を把握したいと思っているのです。
病気で来院された際に、些細な変化が診断に繋がりますからね。
「病気になったら治す」のは当然の医者の使命です。
しかし、「病気にさせないようにする」のも大切なはず、とボクは考えます。
例えば、食事指導・運動療法などの生活習慣病対策を指導するのは、我々、医師の仕事。
でも実際は、実行しにくい机上の空論が多いのです。
また、疾患の専門医は多くても、予防医学に役立つ最新の栄養学を習得した医師はわずか。
一般の医師は、数種のビタミンとミネラルについて少し知識があるだけ。
保険診療で処方できるのもその程度なんです。
食事療法の知識にしてもそう。
30年前と今とでは野菜などの栄養素は激減しています。
この事実を把握してちょっと考えれば、食事で全てを補うのは不可能だとわかるはずです。
ですので、質のいいサプリメントを正しく使い、病気にならないからだを目指してもらいたいのです。
ボク自身もサプリを服用している話は、以前にさせていただきました。
昔と比較して最近はこの分野の進歩は目覚しく、医師を納得させるエビデンス（根拠）も出てきています。
今後は、一人ひとりを丁寧に診断して得た情報を生かすことがポイントとなるでしょう。
オーダーメイドの病気予防をする時代になっていくのだとボクは思っています。
「元気なときにこそ、攻めの姿勢で病気を予防する」
…そんなお気持ちになられたら、ぜひボクのところへ遊びにいらしてください。
サプリメントやダイエットの相談も大歓迎です。
