こんなこと、思っていませんか？
「胃が悪いんで医者に行ったら、
胃カメラで全部わかるって言われて
。
あんまり話も聞いてくれないし。
おなか触ったりとかされてませんよ、この数年。
いやもっとかな？
で、胃カメラしたんだけど、
軽い胃炎ですね、心配ありませんよ、
薬出しておきましょう、ってことで。
薬のんでるんですよ。
…最初の3日くらいは良かった気もしたけど、
またじんわり悪くなってですね…。
大腸カメラもしました…けっこうきつかったなぁ。
異常もなく、薬は出なかったですね。」
…ボクが診る方で一番、多いパターンがこれです。
毎日必ず1回は…多いときは3回くらいあります。
胃カメラ・大腸カメラ、どちらも異常なし、
でも、胃が悪くて、胃カメラのときに胃炎って言われて薬が出た。
だけどあんまり効果がなかった、と。
…となると、胃の表面…粘膜のことですが、
そこにはなんにも病気はなかった、ということ。
胃炎の薬は粘膜に効くようになってるんです。
だから効果がなかったのかもしれませんね。
でも、普段の胃腸って、どうでしょう？
カメラ検査するときと違う点があることに気づきませんか？
このお話、次に続きます。
