胃が上、大腸は下…常識のウソ


へそより上が胃、下が大腸…そう思うのも無理はありません。
しかし、この記事を読んだ後は、少し意識が変わるかも?

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人間の内臓の位置は、モノによっては姿勢で移動します。
横になっているときととは違い、立ったときには当然、重力の影響で下がってくる臓器もあります。
胃下垂が有名ですが、胃透視のときの重たいバリウムで強調されすぎているかもしれません。
食道と胃の境目は横隔膜があるので、そこでピン止めされている状態。
そこに重たいバリウムが「骨盤まで下がる」胃下垂を演出します。
横になるとそこまで下垂はしてないんですけどね。

胃以外にも下垂する臓器に横行結腸があります。
大腸検査を20年以上して思うのは、この10年で見違えるほど横行結腸が下垂している人が増えたこと。
横になって撮った写真でここまで下がっていると、考え物。
立ったり歩いたりすることによって、骨盤内まで下がった大腸が様々な症状を引き起こすのです。
若い頃から便秘がちだった女性には、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科の病気が多い気がします。
骨盤内まで下がった横行結腸。便がたくさん残ったS状結腸…。
普段の便秘で格調して長くなり、これまた骨盤内まで達した上行結腸。
これらに圧迫された骨盤内の子宮や卵巣にトラブルが起こりやすいのでは…なんて考えています。

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