九大医学部第二内科消化器研究室


九大二内科消化器研究室というのは名門です。
癌の早期発見、炎症性腸疾患の研究など
キラ星のような成果を上げた伝統ある研究室なんです。

目をサラのようにしてバリウム検査や内視鏡をやblog1り、
こんなのなぜ見えるの?と言いたくなる微細な病変をみつけ、
手術標本をとにかくしらみつぶしに調べて、
バリウム検査や内視鏡でみた所見と
どういう関係にあるかを導き出し…
というトレーニングを 延々とつまされるのです。
病気を事件に例えれば、
その痕跡から全体を明らかにすることで
治療の本質に迫るわけです。

きわめてアバウトな性格のボクにはついていくのがやっと。
検査はおかげでそこそこできるようになりましたが、
「起こってしまったことにはベストを尽くすしかないね」と
ある意味、醒めた見方をしてしまうんですね。
検証(警察でいうと鑑識、ですね)も大切だけど、
予防に熱を入れた方がいいんじゃないかな、という気がしてしかたない。
早期発見も大切だけど、予防のほうが必要だよね、なんて思うのです。

で、診療を続けるうちに、
病気になりやすい方ってどうも大腸の具合がよろしくないことに気がついたんですね
腸の粘膜がキレイでないとかぜもひきやすいし、
おなかを壊したり、蕁麻疹が出たり、花粉症で悩んだり…
そんなことを考えはじめた1995年頃だったかな、
新谷弘実先生という大腸カメラの先駆者の著書を目にしました。

実は新谷先生とはその数年前にお食事を共にする機会がありました。
九大二内科の先生方と一緒に、
春吉にあった料亭(いまではファッションホテルが建っています)でのことでした。
新谷先生とはあまりにグレードが違いすぎて、
名前を出させて頂くのもおこがましいくらいなのですが。

そんなこんなで、
病気を予防するような食生活や腸内環境整備に目覚めて、現在にいたっているというわけです。

そういえばご一緒した、いまはなき料亭「御花」で、
新谷先生は
「いい雰囲気だねぇ、ここはいくらくらいで買えるの?別荘には最適だねぇ、料理人もいるし…」
とサラリ。
さすが米国、いや世界一の内視鏡医になると、
経済力もハンパないんだなぁ、と驚愕したのを思い出しました。

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