便秘対策にヨーグルトを食べていれば大丈夫?


腸内細菌バランスを崩す最大の原因は便秘です。
「毎日少しずつでも便が出てるから便秘ではない」と考えられる方が多いのではないでしょうか?
排便量は足りていますか?

しかし、出るべき量が確保されない状態が続けば、結果としては、残便が多くなります。
結果、腸内環境が乱されてしまいます。
ボクはこの場合も「潜在的な便秘」と考えています。
大腸憩室(腸粘膜にできたポケット状のくぼみ)に便が詰まると腸内環境が著しく悪化します。
潜在的な便秘」ではさらに残便量が多いので、腹部不快症状がはっきり出てきます。
また、横行結腸が長いと弛緩して垂れ下がります。
その場合、大腸ではなく、胃の症状として自覚されるようになります。

最近、「腸活でヨーグルトをたくさん食べるようにしている」という方が増えました。
しかし、その割に効果を実感していないという話も耳にします。
これは何故でしょうか?
ヨーグルトには雑菌が生えやすいので清潔で低温の冷蔵庫に保存します。
一方、腸管内は37度前後で雑菌が繁殖しやすい環境です。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、胃酸や胆汁の影響によって腸管に到達するまでに大きく減ります。
さらに、冷蔵庫と比較して劣悪な環境である大腸では生存しにくいのです。
大腸憩室があったり、腸壁が弛緩している場合は、残便が増えやすくなっています。
そこに過剰な食物繊維とヨーグルトが加わると、悪玉菌が増えて、体にとって有害なガスが発生します。
ですから、排便が不十分な方は、ヨーグルトと食物繊維の過剰摂取は避けたほうがよいのです。

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